Daily life of entrepreneurship and hobbies

投稿者: nonbiri504 (14ページ目 (17ページ中))

大手メーカーからベンチャー企業に転職し、色々な経験を積みました。
一念発起し起業した日常の苦労や良かったことまた趣味について記載してきます。

社内トラブル#28

何度か外資メーカーと交渉し障害の内容がようやく把握でき、ソフトのバグだと判明。仮想化ソフトなのでこのソフトに不備があるといくら冗長構成をしていてもシステムはダウンします。

改善策を提出しようやく今回の障害については完了となりましたが、システム室がこれで終わらせないといった感じで今後も定期的に顔を出し月1で報告会で説明するよう求めてきます。

これを断ることで後々面倒なことを言ってきそうなので承知したと伝えます。

そのため最低でも月1は訪問することとなりました。(エンジニアは都度訪問しております)

システムの障害報告とは別にカスタマイズ要求が増えどちらにしても、この施設には週1で訪問することとなり、いつのまにか会社全員に顔を覚えられるようになり(1000人以上います)施設内を歩いているとよく声を掛けられるようになりました。

そんなこんなで管理職でありながら、ほぼ外出していると社内でも色々な問題が発生しておりました。

だいたい社内で起こる問題は人間関係から始めります。

「あいつとは仕事を一緒にしたくない」や飲み会でのトラブル等もろもろ。

できるだけ飲み会には参加しないようにしておりました。理由はやはり上司が一緒だとストレス発散が出来ない点や、上司の悪口で盛り上がりたいとこもあるでしょうから。。

物分かりが良いわけでなく、飲んで絡んでくる輩もいてるのでトラブルが起こるようなことろには仕事を除き参加しないと決めていました。

そうしていると中堅社員が力を振りかざし、飲み会でパワハラ等を行っていると報告が入ります。勤務時間外で起こったことに対しどこまで関与してよいものか悩みますが、今の時代ハラスメントになるようなことは絶対に認められないので、中堅社員を呼出、注意をします。そして本件について若手社員に確認に行くようなことをしてもいけないと通知します。

しかし本人は悪いことはしていないとの思いが強く、なぜそのようなことを言われているのか全く分からないといった感じです。

この中堅社員は仕事はできるのですが、他の人にも同様の成果を求めるため、ちょっと問題児扱いとされております。

このハラスメントについての注意は何度も行っており、治らないのは本人にも治すつもりがない気持ちが強いのではと思いました。

この問題は本社へも伝わり、しかっり対応をするよう指示がきました。

私としては仕事面で頼りにしていたのですが、このような状況では仕事にならないので立て直してほしい支店もあったので転勤をしてもらうこととなりました。

無事落札#27

結局外資系メーカーより当初いただいていた見積りよりも下がった金額で提示をいただけたため、予定通りの入札で進めることとしました。

色々ありましたが無事落札できました。

部署責任者へ挨拶へ行くと笑いながら、これだけ色んな問題が起きた入札は初めてだと言われ、これからよろしくと言っていただけました。

本社会議へ参加し大型案件の受注報告と少しぐらい嫌味を言ってもいいだろうと思い、「一番の敵は社内にいましたね!」と報告すると会長、社長とも苦笑いしておりました。

導入スケジュールを作成し本社からの支援も受け作業に入ります。

導入作業も順調に進み稼働日近づいてきました。

この施設で役員の中に非常に気難しい方がおられ、みなさんこの役員との打合せ時には苦労されており、少しでも手際が悪いと怒鳴られるシーンをよく見てきました。(今ではハラスメントで問題になりそうですが、当時はまだそこまでではなかったです)

毎朝この役員と社員のMTGがあり今回当社で採用されたシステムを使用するので操作説明にきてほしいと連絡があります。

誰に行ってもらおうか考えていましたがここで問題になると後々響きそうなので私が行くこととします。

社員の方も操作ミスをすると怒られるとの思いが強いため、必死に覚えようと質問してきます。マニュアルと簡易マニュアルを作成し渡していたのですが、皆さん熟読しておられ、そんな機能あった?と思うような質問も出てきます。

いつも行っている内容を聞き、操作の流れを伝えます。

現場の方から明日の朝MTGに立会いで一緒にいてほしいと依頼を受けたので同席することとしました。

翌日朝のMTGに参加するため、いつもより早く7時過ぎに現場入りし、システムの動きを確認します。

システムの動きに問題が無さそうなので開始時間まで待機しているとい役員の方が入って来られ、挨拶をします。すると何で居てるの?と言われ、システムが新しくなるので立会いで来ましたと伝えます。

朝の定例MTGが始まると順調に各自発表を行い進んでいきます。

そこで役員の方が今の画面を分けて見せてくれと言って来られ社員の方が操作ミスをします。これはヤバいと思いすぐに私から「その操作ではなくこの操作をしてください」と伝えたところ役員の方が思っていた画面に切り替わったようで何事もなく朝の定例MTGは終了しました。

後で操作をしていた社員の方からお礼を言われ、よくあの役員の言ったことがわかりましたね!と言って来られ、何となくです!と言うと笑っておられました。

初日稼働は問題無く終わることができました。

検収も無事完了し、順調に稼働していたところ、突如システムダウンの連絡が入ります。仮想化、冗長構成の仕様でしたがシステムダウンが起こり運用に支障がでました。

仮想ソフトに障害があったようでソフト会社に連絡を入れますが外国の会社の関係で中々返答がありません。しかも色々な手順を踏まなければ質問もできない状況です。

おとなしかったシステム室が息を吹き返し、改善資料の提出を求めてきます。

出しても出しても次々と資料の提出を求めてきます。

こちら側の問題なので何とも言えないところですが、他の施設では発生しない障害が起こり困った状況が続きます。

本社ベッタリマンと競合会社の関係#26

本社へ報告を出し入札では当社仕様で入札なる可能性が高いことを伝えました。

本社からは評価の声が上がる一方、社長ベッタリマングループからはあら捜しに必死になっているようだと連絡があります。

「仕事しろっ!!」と言ってやりたいですが、こういう連中には何を言っても通じないので(いつも言語が違うと思っています)気にしないようにしています。

本社から支援が入ることとなり私より若いですが、すごく優秀な営業兼マーケティング担当が応援に来てくれることとなりました。

早速本社から応援に来ていただき現状確認をしていただきます。

部署責任者の方へ紹介するとかなり気に入られ、部署責任者の方が考えている将来システムのことについても相談していきたいと言ってきます。

そうこうしている間に入札となり、私は資料作成等で日夜事務作業に没頭しておりました。

入札前に現在納入している販社から連絡があり、うちを通すようにと言ってきます。

何もしていないのに、入札の時に現れてマージンを取ろうという魂胆です。

先方も当社がそう思っているだろうと思い、今後のトラブル等についてや保守についてもしっかりと対応していくので信用してほしいとのことです。

地元の販社を使うことについてはメリットもあるので、お願いすることとしました。

これ以上の妨害はもう起きないだろうと思い入札に挑もうとしたところ、現在導入している外資系メーカーからデータ移行費用について上乗せ金額の提示がありました。

実は予想していたので、その代わり導入されているシステムすべて当社で入れ替えることにしますね!!と連絡を入れました。

するとこの外資系メーカーの役員から本社ベッタリマンへ連絡が行き、話が違うと連絡が行ったようです。

このベッタリマンが裏工作し入札前に費用上乗せで合意するような話をしていたようです。

施設の部署責任者には事前に入札前に金額のつり上げや、難癖を付けてきたら全部のシステムを当社で入札すると伝えており、了承をいただいていました。

最後まで油断はできないです。何通りものシュミレーションを行っていて正解でした。

本社役員へも報告を出し、私のやり方で入札しても良いと了承もいただいていたので、すべてを取りに行く見積りで入札に臨もうとしたところ、ベッタリマンから連絡があり当初の予定通り一部は外資系メーカーのシステムを残す仕様で入札してほしいと言ってきました。

そうであれば今提示されている移行費用の減額をしろと伝えます。

前にもらっていた金額よりも更に下げるようにしろ!!と言い、今日の夕方までに返答、見積りが来なければこの話は無かったこととする!!と伝え電話を切ります。

このベッタリマンは何処の会社の奴なんだ!といつも思います。

力ず良い助っ人参上#25

思わぬ助っ人で採用に向けて大きく動きがありました。

最終的には価格面が最重要視されるので既存システムからのデータ移行費用や当社システムの費用を合わせ見積書を作成します。

ここでまたシステム室の登場です。

今までは更新について否定的だったシステム室ですが更新される確率が高くなってきたと思い自分たちの見せ場を作ろうと見積りについて難癖を付けてきます。

少しでも価格を下げシステム室も貢献していることろを見せつけたいと考えたようです。

当社としてもここまでくれば何としてでも受注したい気持ちが強くなりある程度の価格調整には応じようと考えておりました。

しかしこのシステム室が予想以上に張切り、ありえない値引き要求を突き付けてきます。

流石に赤字での受注は仕事にならないので、どうなるかわかりませんでしたが掛けにでることとしました。

「現状提示いただいている金額では到底対応不可能な金額となるため、今回の商談は残念ではありますが手を引かせてもらうにしました」と伝えました。

システム室の責任者が一瞬顔が引きつったように見えたのですが、「そうですか?残念ですね」と言って来られ、このハッタリは失敗かと思い施設を後にしました。

施設を出て5分後ぐらいに見慣れない番号から携帯に着信があります。

出てみると部署責任者の方からの電話で「話は聞いている、まだ近くにいるのであれば戻ってきてくれないか?」と言っていただきましたので、すぐに戻りますと伝え電話を切ります。

指定された部屋へ入るとシステム室責任者と部署責任者の方がおられ、話をすることとなりました。

部署責任者の方より今更降りられるとこちらの立場が無いと言ってこられ、確かにそうですね!と返答します。しかし我々も企業なので赤字での受注は受けることができないことを伝えます。

システム室がやりすぎだと言われ、謝罪がありましたがこの金額で上層部にシステム室が提出したようなので金額の修正が難しいところがあると言って来られました。

システム室が点数稼ぎにまだ交渉が成立していないにも関わらず、この金額で契約にもっていると役員に提出したようです。

今回の入札について一部のシステムを削除し価格調整が可能か聞いてきました。

可能ですが、提案したことは出来なくなることを伝えると、それはわかっているので今回の見積りはこの仕様でもう一つの見積りで残りの仕様を入れた見積りを作成してほしいとの依頼です。

別に不正をするとかではなく、大型案件では入札となるが、もう一つのカスタマイズ対応見積りは部署予算で購入するので問題無いとのこと。

カスタマイズは部署からの要望なので見積りを分けることで資産としての購入と資産外としての購入に分けたいとのこと。

保守についても大元の基本仕様についての保守となるので問題無いのではないか?とのことです。

まぁカスタマイズを含めるか、分けるか、だけなのでこちらとしては何の問題も無いので承知することとしました。

商談から降りてほしい#24

しかしこれだけの大型施設となると抵抗勢力は1つや2つではすみません。

次はシステムを管理するシステム管理部の連中から色々と言われます。

現状のシステムで何も問題が起きていないのに新しいシステムを導入すると必ず問題が起こるので、できれば今回の商談から降りてほしいとの打診がありました。

システムで環境がよくなることよりも、彼らの仕事はいかに問題を起こさないかが仕事なので気持ちは分かります。

しかし我々も仕事なのでこの連中に納得いただき、協力体制を築けないと導入後のトラブル対応で別の問題が発生することにもなるので、何とか理解いただこうと接触を何度も試みます。

システム管理室の責任者が中々の曲者で何を言っても否定的にとらえ反論してきます。

ここでムキになってこちらも反論すれば相手の思うつぼとなりますので、ひたすら堪え、話を聞くようにします。

まずはこの施設訪問時は必ずシステム管理者へ挨拶訪問しコミュニケーションを取る様にします。

システム管理者を懐柔するまでには至りませんでしたが、ようやく世間話ができるような関係性まで築けるようになりました。

そこで最後のプレゼン機会をいただき、役員連中への最終プレゼンをすることとなります。

決定に大きな力を持っている部署責任者の方へは以前のプレゼンで評価をいただいておりましたので、こちらの方は大丈夫だろうと踏んていました。

すでにこの段階までくるのに、初期訪問から2年近く経過しております。

本社連中からは本当に受注できるか?と何度も言ってきます。

そんなのやってみないと分からないのと、受注できるつもりで仕事するのは営業として当たり前だと思うので、この本社ベッタリマングループからの嫌がらせや嫌味を言われることについてはほぼ無視していました。

役員連中へ最終プレゼンを行ったところ、概ね評価はいただけましたが社長より、良いシステムなのは理解できたが今のシステムで不満があるわけではないので変更する必要はあるのか?と他の役員連中へ聞かれました。

これはまずいなぁ~と思いながら今下手に発言すると揚げ足を取られかねないと思いしばらく様子を伺うこととしました。

すると大きな権限を持っていると言われていた部署責任者の方が席を立ち、中央部分に移動されました。

最後の最後でダメ出しか~と思い、もう一歩の壁が高かったな!と思いを巡らせていると、部署責任者の方から発言がありました。

「今の状態では何も問題無く仕事を進めることができるが、、、今のままで大きな進展は無いと思います。しかし今紹介されたシステムを導入することで新しい取組みに発展し今よりも活気出て、次の展開が開けるのではないでしょうか?、現状維持では衰退していくので次の手を打って行かなくてはいけないと私は思います!!」と発言されました。

私は「???」と頭の中で今何が起こっているのか理解するのに少し時間がかかりました。

思ってもいない発言を受け私が混乱している状態です。

最終的にこの部署責任者の方が話を締めくくられ終了となりました。

プレゼン#23

全体プレゼンが終わり各部署で再プレゼンを行うこととなります。

各部署ではそれぞれの使い方をしており、今まで行っていたことができることは当たり前でそれ以上のポイントを稼がないといけません。

プレゼン前に各部署の仕様を確認し、システム設定を行い各部署でプレゼンを行いました。

ほぼ順調に行え評価をいただけましたが、大きな権限を持っている部署については、かなり凝った仕様で使っており、当社でも新たな開発が必要であることが判明します。

この部署へのプレゼン日程が迫ってくるのですが当然開発は間に合わないため、どのように現状のシステムで評価が得られるか色々と策を練ります。

プレゼン当日、今できる内容でプレゼンを行い不足部分は現在開発中といった内容で行うこととしました。

会場を見ると後方端の方に見たことがある人物がいます。よく見ると現在採用されている外資系メーカーの営業がいるではありませんか!!!

これはこの部署の責任者が呼んだのだと思い、下手に事を荒立てても会場の雰囲気が悪くなると思い、別の案を急遽考え実行することとしました。

プレゼンが始まり、まず司会者としてこの部署の責任者が話をします。

その内容が今できていることは当然できて当たり前でそれ以上のシステムの提案でなければ意味がないと、先制攻撃を受けるところからスタートです。

やられたなぁ!と思いながらも急遽変更したプランで進めます。

挨拶後に今日は特別ゲストに○○会社の営業の方もお見えになられているので張り切ってやらせていただきます!!というと会場内が少し騒めき後方に皆さん目を向けます。

するとこの部署責任者の方が自分が招待したと言い、退席してもらった方がよいですか?と聞かれたので、本来であればルール違反ですが、同席いただいて結構です!と伝えます。

今回のプレゼンに少し自信があり、この外資系メーカーでは到底できないであろう仕様を盛り込んだプレゼンを行うようにしたため、逆にこの仕様が満たせるか確認するためにもOKとしました。

まずは現在当社にある仕様を説明し次に現在開発中の部分について説明を行います。すると部署責任者の方がいつ頃開発が終了するのか?聞いてきます。

3カ月以内に完了し、この仕組みが出来上がると更にこの仕組みが適用され、より部署内でも活用が便利になり、本来の仕事に集中することがきるようになると説明します。

部署責任者の方が、この競合メーカー営業に同じようなことはできるか?と尋ねます。

本国に確認しなければ何とも言えませんが、対応可能としてもリリースには1年以上かかると思います、と説明されます。

あえて同席させたのは、現状無いものをどれぐらいの期間で対応が可能かをわかっていただくためにOKとしました。

会場内からも今後新たに仕様の追加が出た場合の対応は?との質問があり、内容によるが現在と同じ期間でリリースすると説明すると、部署責任者の方もそうであれば、この会社(当社)を真剣に検討するべきだ!!と言いプレゼンは終了となりました。

終了後、部署責任者の方が来られ本当に対応できるのか?と聞いてきます。

今まで導入した施設でも同様の対応をしており確認いただいて結構です!と伝えると、今日のプレゼン内容が実現できるのであればこの部署としても前向きに進めたいと言っていただくことができました。

私が当初描いていた結果よりも大きな成果が出すことができ、良い仕事ができたと自己満足し、夜はこの地元の小料理屋に行き美味しくお酒を吞むことができました。

大型案件で社内からの横やり#22

この大型案件は外資系メーカーが採用されており、この会社と競合し受注することとなります。

やはり大手施設となると当社のような中小企業よりはブランド名のある会社の方が施設上層部も納得しやすいと現場から言われましたが、やれるだけやってみようとのことで、商談を進めて行きます。

まずは現在仲介している業者へ挨拶へ伺いますが「あっそう、頑張ってね」といった感じで相手にしてれそうもありません。

しかも中々偉そうに色々と言われます。

中小企業あるあるですね!、最近はこのような扱いが少なくなってきたので少し新鮮が感じがします。この地域ではまだまだ知名度が低いということです。

このような扱いにめげず、地道に現場訪問し営業活動を続けていきます。

現場担当者からかなり高い評価をいただける状況となり全体会議へプレゼンをする機会を頂けるようになりました。

ここまでくると外資系メーカーも余裕をかましている状況では無くなってきたと判断し、どのような反撃に出るのかと警戒していたら当社の本社ベッタリマンへこの施設への営業は控えてほしいと連絡を入れたようです。

ベッタリマンから連絡がありこの外資系と「協業できないか?」と言ってきました。最初何を言っているのか解りませんでしたが、この外資系メーカーとベッタリマンは情報交換を良くしており嫌われたくないとの思いがあったようです。

意味がわからず本社会議でこの外資系メーカーと協業しろと言われてたがこの件については役員も同じ考えなのか?と確認しました。

すると役員連中から何の話だ!と言われ外資系メーカーと協業しろとの指示がきたがそれで良いのかと再度確認すると、そんなこと何でする必要があるのか?と逆に言われる始末です。

ベッタリマンはオロオロしそのようなことは言っていないと反論してきます。

言った言わないで議論しても時間の無駄なので、その点が確認できれば問題無いと伝えこの話は終わりとしました。

しかしドラマや漫画ではこのような人が存在しますが実際に目の前にそのような人物がいると滑稽です。

気を取り直し営業をどんどん仕掛けていきます。

すると以前に訪問した仲介業者から連絡があり話がしたいと言ってきました。

この仲介業者へ訪問し話をすると、担当者よりここまでやれる会社だとは思わなかったと言われます。

ぜひ当社を間に入れてほしいと言ってきます。

すぐにお願いします!と言うのも癪に障るので、持ち帰り検討しますと言い退席しました。

やはり大規模施設となると一筋縄ではいきません。

この施設の上層部が外資系メーカーと色々とシステムを開発しておりすべてのシステムを入れ替えることは難しいのは無いかと現場担当者から言われました。

我々としてもメインのシステムが採用になれば大成功なのと他のサブシステムまで採用となるとエンジニアがサポートしきれないと判断しすべてのシステムを提案するつもりは無いと伝えます。

最初からこの外資系メーカーと協業体制でやると足元を見られいいように操られることもあるため、最終的にこのような形で落ち着いたことで良かったと感じました。

人員の採用は難しい#21

手っ取り早いのは新しく営業スキルの高い人の採用が望ましいですが、そのような人材はどこの会社も欲しい人材で募集をしても中々来てもらえない状況です。

そうであれば今在席している人材を教育し育て営業力を上げていくしかありません。

毎週勉強会を営業で行い、ロープレも実施します。

私からはこうやった方が良いのでは?等の話はせず、各営業でその日の司会者を決め議題を提示しそれぞれで議論を行う研修としました。

そのため、司会者となった人は議題について勉強しなければいけない点と研修を主導して進める勉強にもなるため、一石何鳥にもなります。

そうすることで各自自主性を持ち研修をすることで仕事の能率も徐々に上がっていきます。

すると若い営業が徐々に受注を増やして行くような状況となってきました。

年配の営業も負けたくないとの気持ちもあり営業部隊に活気が出てくるようになります。

やはり結果が出るとやる気になるのは良いことですが、営業には波があるのでその波をいかに小さくできるかが今後の課題となっていきます。

そのような支店改革に力を入れている間でも本社のベッタリマン、天下りマンは着々と自分たちの都合の良いような改革をどんどん出してきます。

どう考えてもわざと現場が嫌がるような施策を出してきます。

現場で働く人きっと嫌がるだろうなといった案ばかりです。

現場からは支店の責任者へ不満がどんどん出て来るようになり、私も本社会議でなぜこんなことばかりするのか?意見を言いますが、会社の規律を守るためとの一点張りで話になりません。

せっかく支店内のやる気が出てきたところなのに本当に残念な会社になりました。

銀行で定年迎えたような人や、出世コースから外れた人を雇い入れ、変な改革を行い、最後は居場所を失い辞めていく人を凝りもせず雇い続けることがよくわからないことですね。

少し前のブログでも書きましたが、その度に優秀な人材ほど辞めていく傾向が続き、会社が右肩上がりの成長を続けてきましたが頭打ちとなり、下がる傾向となっていきます。

新しい機能もシステムに組み込まれず、他社が新しいシステムを開発すると後追いで開発する会社となってきます。

今までは先陣を切って開発していた会社でしたが現場案をことごとく潰すようになり、一気に後発会社となりました。

しかし売上げは上げなければいけないので、現場は一生懸命に営業をしていきます。

そのかいがあってかわかりませんが、四国で有力な施設へ提案する機会ができました。

仕事に対する思い#20

やはり支店を立上げ当初に入社した人達と会社がある程度の規模になってから入社してきた人達では仕事(会社)に対する思いが違うことがわかります。

支店立上げ時は利益がでなければ支店閉鎖の危機がいつもあり支店員も必死に仕事をしていましたが会社の規模がある程度大きくなるとその規模の会社として入社してくるので(当たり前ですが)危機感の共有は厳しい環境となりました。

その為、クレームが発生しても何とかしてくれるだろう、との考えが強く積極的に解決策を考えたり自己スキルアップをするような人は少なくなりました。

古くからいてる社員は常に新しい技術を勉強しておりますが、後から入社した人達は勉強している人から聞けばいいか!みたいな考えなので知識量から技術レベルに格段の差が出てきました。

支店立上げ当初に入社した人達は特別だったんですかね〜とも思ってしまいます。

人員が増えれば経費も増えるので売上を上げていかなければいけません。

しかし最近入社した営業は新規案件は取ってくるのですが、クロージングになると失注が続きます。よくよく行動を見ていると初期訪問から中盤までは良く現地訪問をしているのですがクロージングの時期になると極端に訪問回数が減っているのがわかりました。

理由を聞いてもはっきりとした回答を得ないため、同行し状況確認するようにしばらく努めました。

すると最初の段階の訪問では製品のことや会社のことを話、営業トークもできていましたが訪問を重ねていくとだんだんと口数が少なくなってきました。

クロージングの段階となると「どうですか?」だけの発言で顧客と話をしています。

これは訪問を続けていくことで話題が無くなり訪問回数が減っていくのだとわかりました。

営業としては致命的ですね。

交通費や資料代の経費を掛けて最後の最後の詰めの段階では訪問しなくなるということは、ただ日々仕事をしている感じ風の自己満足だけとなります。

営業は受注をして売上を回収して初めて仕事が成立となります。

木の葉ような状況は若い営業だけではなく年配の営業でも同様の現象が起こっていました。

さて、どうしたのものか?

社内勉強会と事務員のもめ事#19

年々システムが複雑化していっている点と新しい技術はどんどん出てきます。

エンジニアは日々の業務の忙殺され新しい技術の勉強をする時間も無いのに、新技術での導入が続き悪循環となります。

その為やらないよりはマシかと思い、月1の会議で勉強会の時間を作る様にしました。

まあエンジニアにすればさっさと仕事を終わらせて帰りたいところでしょうが、このままでは保守対応が悪いとの理由で更新をしてもえなく可能性があるため強制的に受けてもらいました。

しかし強制でやると研修時間が過ぎるのを待つだけで積極性が感じられず一向にクレームが減る気配はありませんでした。

エンジニアの報告では施設訪問後しっかりと「確認してきました!!」との報告を受けますが他のエンジニアにリモートで再確認させるとミスが発覚する状況が続きます。

もうこれは言っても解決はしないので。。

施設訪問した後は必ず別のエンジニアにリモートで再チェックするようにすることで障害発生率はぐっと下がることとなりました。

しかし今度は事務員同志のいざこざです。

古くからいてる事務員と新人事務員のいざこざが始まります。

うすうすは気づいていたのですがここまでひどいとは思いませんでした。

古くからいてる事務員が新人に対しイビリ、営業、エンジニアに対しあの新人はダメだと言い事務仕事は全部自分宛てに言うようにと裏で手をまわしています。新人がすぐに辞めるので警戒はしていたのですがここまでひどいとは思いませんでした。新人事務員の対応をすると矛先が代わり今度は営業やエンジニアの新人イビリを始めます。常に誰かターゲットを作りイビリ辞めさすことで満足する性格のようです。

事務の仕事ぶりはまったく問題無いのですが後から入社してくる人たちが認めらるとイビリを行います。

「性格が悪いので辞めてください」は通用するわけもないので、ひたすら注意と行いますが日に日にイビリが増していっているように感じました。

これはもう会社として対処するしかないなと思い本社へ報告すると、社長より古株事務員が本社へ呼び出され退職するよう勧告を出したようです。

相変わらずやることが極端だなと思いながらも、今回の件については助かったといったところでしょうか。この状況が数年続いていたので。。。

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