Daily life of entrepreneurship and hobbies

月: 2022年7月 (2ページ目 (2ページ中))

大型案件で社内からの横やり#22

この大型案件は外資系メーカーが採用されており、この会社と競合し受注することとなります。

やはり大手施設となると当社のような中小企業よりはブランド名のある会社の方が施設上層部も納得しやすいと現場から言われましたが、やれるだけやってみようとのことで、商談を進めて行きます。

まずは現在仲介している業者へ挨拶へ伺いますが「あっそう、頑張ってね」といった感じで相手にしてれそうもありません。

しかも中々偉そうに色々と言われます。

中小企業あるあるですね!、最近はこのような扱いが少なくなってきたので少し新鮮が感じがします。この地域ではまだまだ知名度が低いということです。

このような扱いにめげず、地道に現場訪問し営業活動を続けていきます。

現場担当者からかなり高い評価をいただける状況となり全体会議へプレゼンをする機会を頂けるようになりました。

ここまでくると外資系メーカーも余裕をかましている状況では無くなってきたと判断し、どのような反撃に出るのかと警戒していたら当社の本社ベッタリマンへこの施設への営業は控えてほしいと連絡を入れたようです。

ベッタリマンから連絡がありこの外資系と「協業できないか?」と言ってきました。最初何を言っているのか解りませんでしたが、この外資系メーカーとベッタリマンは情報交換を良くしており嫌われたくないとの思いがあったようです。

意味がわからず本社会議でこの外資系メーカーと協業しろと言われてたがこの件については役員も同じ考えなのか?と確認しました。

すると役員連中から何の話だ!と言われ外資系メーカーと協業しろとの指示がきたがそれで良いのかと再度確認すると、そんなこと何でする必要があるのか?と逆に言われる始末です。

ベッタリマンはオロオロしそのようなことは言っていないと反論してきます。

言った言わないで議論しても時間の無駄なので、その点が確認できれば問題無いと伝えこの話は終わりとしました。

しかしドラマや漫画ではこのような人が存在しますが実際に目の前にそのような人物がいると滑稽です。

気を取り直し営業をどんどん仕掛けていきます。

すると以前に訪問した仲介業者から連絡があり話がしたいと言ってきました。

この仲介業者へ訪問し話をすると、担当者よりここまでやれる会社だとは思わなかったと言われます。

ぜひ当社を間に入れてほしいと言ってきます。

すぐにお願いします!と言うのも癪に障るので、持ち帰り検討しますと言い退席しました。

やはり大規模施設となると一筋縄ではいきません。

この施設の上層部が外資系メーカーと色々とシステムを開発しておりすべてのシステムを入れ替えることは難しいのは無いかと現場担当者から言われました。

我々としてもメインのシステムが採用になれば大成功なのと他のサブシステムまで採用となるとエンジニアがサポートしきれないと判断しすべてのシステムを提案するつもりは無いと伝えます。

最初からこの外資系メーカーと協業体制でやると足元を見られいいように操られることもあるため、最終的にこのような形で落ち着いたことで良かったと感じました。

人員の採用は難しい#21

手っ取り早いのは新しく営業スキルの高い人の採用が望ましいですが、そのような人材はどこの会社も欲しい人材で募集をしても中々来てもらえない状況です。

そうであれば今在席している人材を教育し育て営業力を上げていくしかありません。

毎週勉強会を営業で行い、ロープレも実施します。

私からはこうやった方が良いのでは?等の話はせず、各営業でその日の司会者を決め議題を提示しそれぞれで議論を行う研修としました。

そのため、司会者となった人は議題について勉強しなければいけない点と研修を主導して進める勉強にもなるため、一石何鳥にもなります。

そうすることで各自自主性を持ち研修をすることで仕事の能率も徐々に上がっていきます。

すると若い営業が徐々に受注を増やして行くような状況となってきました。

年配の営業も負けたくないとの気持ちもあり営業部隊に活気が出てくるようになります。

やはり結果が出るとやる気になるのは良いことですが、営業には波があるのでその波をいかに小さくできるかが今後の課題となっていきます。

そのような支店改革に力を入れている間でも本社のベッタリマン、天下りマンは着々と自分たちの都合の良いような改革をどんどん出してきます。

どう考えてもわざと現場が嫌がるような施策を出してきます。

現場で働く人きっと嫌がるだろうなといった案ばかりです。

現場からは支店の責任者へ不満がどんどん出て来るようになり、私も本社会議でなぜこんなことばかりするのか?意見を言いますが、会社の規律を守るためとの一点張りで話になりません。

せっかく支店内のやる気が出てきたところなのに本当に残念な会社になりました。

銀行で定年迎えたような人や、出世コースから外れた人を雇い入れ、変な改革を行い、最後は居場所を失い辞めていく人を凝りもせず雇い続けることがよくわからないことですね。

少し前のブログでも書きましたが、その度に優秀な人材ほど辞めていく傾向が続き、会社が右肩上がりの成長を続けてきましたが頭打ちとなり、下がる傾向となっていきます。

新しい機能もシステムに組み込まれず、他社が新しいシステムを開発すると後追いで開発する会社となってきます。

今までは先陣を切って開発していた会社でしたが現場案をことごとく潰すようになり、一気に後発会社となりました。

しかし売上げは上げなければいけないので、現場は一生懸命に営業をしていきます。

そのかいがあってかわかりませんが、四国で有力な施設へ提案する機会ができました。

新しい 投稿 »