本社副社長グループから送り込まれてきたSEが今までの経緯を確認せず現地入りし先方の現場担当者と打合せをいきなり行ったようです。
そこで施設の現場担当者が本社SEに対し何だお前はということになり、何も状況確認せずに来たのか?とお怒りで私のところに連絡がきました。
まあ当然ですよね。ちょうど現地へ向かっている途中だったので後2時間ほどで到着することを伝えます。
到着後、支店のSEと打合せを行い本社SE(年寄)は作業部屋に閉じ込めここから出ることは許さないと伝え、現場担当者へ謝罪に向かいました。
小さい会社なのですが抵抗勢力がおり、本件について本社で良く思っていない連中がいることを正直に伝えました。するとそんな会社のシステム採用したことについて後悔されるのかと思いきや、私に向かって大変だね~と言っていただき、そういう連中に負けず無事導入させようと言っていただけました。
この担当者は人格者で業界でも一目置かれている人なのですが、流石だと改めて感じました。
すべてが敵ではなく一所懸命やっていることを社内、社外で見てくれている人たちがいると感じるとやる気がでてきます。
現地SEと開発で綿密な打合せを行い、導入に向け開発その他調整を続けます。
2カ月ほど現地滞在し1月1日にシステム切換え作業となります。
12月31日の夜中から1日になる日付で切換えを行い現場でテスト作業を行います。なんとか無事に切換え作業が完了し稼働することができました。
しかし本番は1月4日の仕事始めの時となります。
あくまでもテストデータで上手くいっているだけで本番ではどうなのか?
地方での導入だったため、当時はコンビニも少なく近隣にあるコンビニも夜11時には閉店となります。
ここで他社もシステム導入している会社がいているため、このコンビニ弁当、食材を取り合いになります。12月31日に閉店前に少し時間ができたのでみんなの食事を買いに出かけましたが、ラムネが1つ残っているだけでした。
もう絶望です!!
宿泊しているホテルに戻りホテルにある自販機に焼きおにぎりが売っていたのでこちらをすべて購入し現場へ戻ります。
また悪いことは重なるものでその日は雪が降り大雪のため現場についたころには暖かかった焼きおにぎりが冷たくなり、みんなに配っても落胆の色が隠せません。これはもう少し事前に食事を手配するべきだったと反省です。
年末年越し世間は賑やかに過ごし、私の友達も年越しに集まり賑わっている写真を送り付けてきます。
私も負けずに雪まみれになった焼きおにぎりの写真を送り付けます。
そんなじゃれあいをしているうちに年が明け切換え作業を行った年末年始でした。
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