このような管理が必要になってきたのも、ところどころで社員が不正もしくはサボりが出てきたためです。真面目に働いている人にしてみれば迷惑な話ですが採用人数が増えてくると不正をする人が少なからず出てきました。

営業に出たことにして付き合っている人の家に行くサボリーマンや、OA機器を取引先から受注したことにしてOA機器を転売しお金に換えていた背任マン等がでてきます。

本当にこういったことをしてバレないと思っているのが不思議です。

このようなこともあり、監視の目がどんどん厳しくなります。

書類仕事も増えだんだんと息苦しい会社となっていきました。

また私が管轄する支店でも多くの人員を採用していきますが、やはり人の採用は難しいです。面接で良かれと思い採用しますが、明らかに能力が追い付かず挫折する人や、権利等の主張が強くそのくせ仕事はしない人等、部下になる人たちの対応で振り回される日々が続いていました。

競合会社責任者の人からも転職の打診があり私は断りますが、本社からきているベッタリマンが採用します。

競合会社の営業からこの責任者の性格等を聞いていたので問題を起こすのが見えている点と当社の営業スタイルが合わないと思っていたのです。

案の定、社内でもめ事を起こし、営業も全然できず不良債権となります。

本社で報告すると採用したベッタリマンは自分は関係ないといった素振りを見せ、そっちでしっかり対応するようにとのこと。。。

またエンジニアも採用を増やしていったのですが、サポートで施設を訪れて挨拶もせず勝手にシステム室い入室し作業をしていると連絡があり、謝罪に向かいます。また作業が終わると何も言わず帰っていくとのことで、社会人としてしっかり教育してから出しほしいとお願いされます。

まあ当然のことですよね。エンジニアの責任者に対応をするよう伝えましたが多分この責任者も対応のやり方がわからないと思ったので個別でやるより全体で研修をした方が良いと思い営業、エンジニア、事務を含め研修を行いようにしました。ただこの1度きりの研修では身に付かないことは明白なので、何度も研修を行い何度も同じことを伝えていきます。

ようやく挨拶ができるようになったのは良いですが次はシステム対応でトラブルが続出します。

エンジニアがシステムを触るとその後必ず障害が発生すると連絡が入ります。

他の施設からも同様の指摘を受けており、何度もダブルチェックをするよう伝えますがクレームが一向に減りません。

その為、1人で訪問させていましたが2名体制でダブルチェックするようにしました。しかし問題は一向に解決せず2人できてペチャクチャしゃべってうるさいとクレームが増える始末です。

自分が管轄している支店だけに起こっている問題かと思っていましたが他の支店でも同様のことが起こっていました。