本社会議でこの上場会社エンジニアよりシステムのお披露目会が行われます。

デザインは良かったのですが操作が多い点と何か次の操作に入る前に一旦初期画面に戻る操作が必要でとても現場受けするようなシステムではないと感じました。

しかしベッタリマングループからすごく良く出来ていると絶賛の声が上がります。シラケて見ていたところ会長がその辺を察して私に何か言いたいことがあるのではないかと言ってきました。

変なものを作られて売りに行くのは私たち現場なのでちょっとキツイ言い方ではありましたが、「これは市場では評価されませんね」と発言しました。

するとベッタリマンからもこれはちょっと使いにくい等、意見が出てきます。。。

今ふうに言うと「な~んそれ」といったところでしょうか。

会長からこの上場会社へ「今まで何をやっていたんだ」とブチギレトーンで責められます。上場会社であろうと容赦なしですね。

結局この上場会社のシステムは不採用となり自社で再開発することとなります。

この上場会社はシステム開発はいまいちでしたが会社の方向性や部門管理等について成果をどんどん出していきます。

当社の会長、社長も高齢のため事業承継としてこの上場会社に会社を委ねるのだろうと思っていました。そのため株式も30%以上取得させていたのだと思います。

私の支店会議にもこの上場会社から管理の方が来られ色々と意見を頂きます。

資料の作り方から参考になることが多く色々と勉強になりました。

しかし社長の悪い癖が出てきてやはり2年も経たないうちにこの上場会社と揉めることとなります。

私の支店に来られていた方も出向終了といった形で関係性は終わりました。

最後に電話でお礼を伝えたとこ、やはり上場会社の社員教育は良くされており、丁寧な言葉で逆にお礼を言われました。

私としてはもう少し色々と向き合い話をして、知識の向上をしたかったところです。

また社長は後継となるはずの会社が無くなり更に機嫌が悪くなり色々な人たちに当たり散らしていくようになります。

本当に良い会社で良いシステム良い人材に恵まれた会社なのですが、社長が自らの手で潰してくことになります。

また私の地域で導入していた大型施設の更新時期が迫ってきており、仕様書案で施設側と打合せを重ねていきます。

そこで例の大手メーカーが横やりを入れてきて、お互いのプレゼン合戦となりました。