大手外資系メーカーとの協業について新聞でも「小さく」ではありますが発表されました。最初のころはお互いを尊重し活動していましたが、少しずつ認識のズレが出てきました。

まずは同じ施設にお互いが営業を掛けることがあり、どちらに優先権があるのか?外資系メーカー担当者が当社の製品を詳しく知らない営業もおられ、ありもしない機能を顧客に伝え色々と騒動となりました。

最初の協業時に詰めなければいけないことを行わなかったため後々問題が生じることとなりました。

社長は外資系メーカーに何要らないことをしてるだ!!と抗議を何度もしていたようで外資系メーカーも嫌気がさし1年ちょっとで協業関係は終了することとなります。

その後また別の大手外資系メーカーとの協業も行いますが社長との関係がこじれ2年も持たず協業関係は終了となります。

また当社で開発を何度も行っては完成できないシステムをフランスの開発会社と協業することとなりました。

このシステムは非常によくできたシステムで私の案件でもオプションとして何件か導入を行いました。

このフランスの会社から販売目標を提示されていたので目標達成できるよう販売したところ、また当社社長とフランスの会社と交渉がこじれ、契約が終了されます。

こちらとしては目標達成のために販売したが「梯子を外された」ような形となり今後のサポートをどうするか支店内で打合せを行います。

幸い障害の少ないシステムだったため、導入後のトラブルはほぼ無い状態で乗り切ることができました。

まあだいたい社長が協業する会社との取引き期間がほぼ2年弱ということがわかってきたので、今後の協業案件については注意し対応してくことを支店内の会議で確認します。

当時の社長は気分屋的なところがあり、さまざまな問題を引き起こしますがなぜか導入する施設担当者からの受けが良いことが多いため、何とか会社が成り立っている状況です。

追っての話となりますが、後継者になるような人たちはみんな辞めていき、ベッタリマンだけが会社に残ることとなったため同業他社に買収される形となります。

そのような社長ですが、会長を含め現場の人たちは必至に働き、売上げは順調に伸びていきます。